ふと箸を落としてしまい 屈みこむと、床に米粒が続いていて 点々と拾いながら進んでいく 客間へ、座敷へ、縁側へ いつしか古い蔵の脇を通り 門から出て、人通りの少ない裏道のほうへ 白く輝く米粒を追いかけ 一心不乱に進んでいく 空には月も星もなくて 笑い…
東京カフェ散歩 観光と日常 (祥伝社黄金文庫)作者: 川口葉子出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/12/12メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る 東京をひとつのフィールドと考えた時、カフェなどの飲食店は休息の場所、そこに行けば…
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