かぶと虫になったわたしが 瓷に頭をつっこんで蜜を吸っている 西日も射さない土間の隅で 瓷の縁に手をついて蜜を吸っている 本当はこんなこと許されていなくて 惨めでたまらないのだけど もうかぶと虫になってしまったのだから ほかに手立てはないのだ 誰か…
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