誰が触れたの あのあじさいはうつつ 電話が鳴ると いつも人が消える 挨拶をするたびに 息の中を遠ざかっていく 音もなく 暗がりの横顔は白く また手紙を書くよ 流れ流れてゆくのなら きみのために 六月の雨
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